本日、静岡県司法書士会館にて「公嘱制度30周年記念事業 嘱託登記研修会・個別相談会」を開催しました。
【趣旨】
昭和60年に創設された公嘱制度の30周年を記念して、嘱託登記研修会・個別相談会を開催
「第一部」土地家屋調査士と司法書士によるパネルディスカッション
-公共用地取得に係る問題点と解決策-
「第二部」官公署が抱えている公共用地取得に係る諸問題について個別対話形式による相談会
専門職の土地家屋調査士、司法書士が相談員
【日程】
中部会場(静岡県司法書士会館)
平成26年11月12日(水) 13:30~17:00
結果、官公署職員35名、協会社員(司法書士、調査士)約20名の出席をいただきました。
パネルディスカッションでは下記の3つの困難事例のテーマにつき、土地家屋調査士・司法書士が解決案を提示する、という内容です。
なお、私は第1部のパネルディスカッションにてコーディネーターを務めさせていただきました。
①テーマ1
登記名義人又は相続人が複数存在する、行方不明者が存在する、といった
「境界立会や買収交渉はだれと行うか、など対象者の特定の問題」
②テーマ2
買収対象者が過去に隣接地と境界トラブルを抱えている、認知症のため判断能力に問題がある、といった
「対象者は確定しているが、対象者が境界トラブルを抱えている、判断能力に問題を抱えているという問題」
③テーマ3
買収対象地が公図と形状が一致していない、休眠抵当権が残っている、といった
「買収対象地に問題」
11月19日東部会場、12月3日西部会場と続きます。