静岡県社会福祉協議会では、平成27年3月に成年後見制度に関する実態把握調査 報告書を発刊しています。
http://www.shizuoka-wel.jp/content2/docs/tyousazenbun.pdf
主な内容は以下のとおりであり、成年後見制度の関係者にとっては貴重な調査結果であると思います。
(1)社会福祉施設・事業所等における成年後見制度に関する実態把握調査
(2)日常生活自立支援事業利用者における成年後見制度への要移行調査の結果
(3)成年後見制度利用支援事業等に関する実態把握調査の結果
(4)専門職後見人団体の活動状況に関するアンケート調査の結果
(5)社協における法人後見事業実施状況調査 報告
(6)成年後見事件に関する実態把握調査の結果
成年後見制度利用支援事業等に関する実態把握調査においては、成年後見人の報酬助成対象が市長申立事件に止まっている市町が多く、
資産に乏しい方の利用が進まない一因であると考えられます。
成年後見制度はまだまだ成長途上の制度であり、上記報告書からも関係者においてより普及促進を図る必要性を感じています。