私は現在、静岡県公共嘱託登記司法書士協会の理事長を務めています。
昨今の報道にもありますように、相続未登記をはじめとする未登記、並びに登記手続きに利用する地図整備の遅れにより、日常の不動産取引や公共事業の円滑化を妨げるケースが増加しております。
また、静岡県は南海トラフ大地震の発生が予想されている地域であり、ひとたび大地震が発生すれば、このような未登記・未整備地図の存在が復興・復旧の足かせとなることは明らかです。
静岡県公共嘱託登記司法書士協会は、これまでもこれら未登記・未整備地図の解消の活動をしてきましたが、このたび、静岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会との共催で市民に対して、未登記・未整備地図の存在の認知と解消を訴えるシンポジウムを実施する運びとなりました。
追って、静岡県公共嘱託登記司法書士協会のホームページにも掲載予定ですが、先に個人のホームページにてお知らせいたします。
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しずおか未登記シンポジウム
第1講 「日本の土地制度の課題」
講師 吉原祥子さん(東京財団研究員)
第2講 パネルディスカッション
「子供たちのみらいと未登記問題~となりの土地は名無しのごんべえ~」
コーデネーター:久保ひとみさん 登壇者:協会社員、吉原祥子さん
【日時】 平成28年12月4日(日)14時~17時
【会場】 ホテルアソシア静岡(静岡市葵区黒金町56番地)