未登記問題のニュースです。
「愛媛県今治市は1950年、買上げした市営住宅団地内の敷地3300㎡が、名義変更をしていなかった。
土地購入の記録はあるが、名義編登記未了が2年前の地籍調査で判明、相続人は2代にわたり14名、交渉のための職員旅費、訴訟費用など経費445万7000円を12月議会に計上する。このような後始末はどこかで行わなければならない。」とのことです。
官庁が管理・所有する不動産には、このような登記漏れが多数存在します。
(一社)静岡県公共嘱託登記司法書士協会では、このよう登記未履行問題解消について積極的に実施していただくよう自治体に提言をしていますが、予算の問題もあり、解消は進んでいません。
「どこかでしなければならない。」は「今でしょ」と思うのですが。