民法・不動産登記法 中間試案のたたき台

現在、法制審議会民法・不動産登記法部会で、所有者不明土地の発生を予防するための仕組み、所有者不明土地を円滑・適正に利用する仕組みに関する民法・不動産登記法の改正に当たっての検討が議論されています。

いよいよ中間試案のたたき台が検討されるに至り、第9回会議(令和元年10月29日開催)では、

1.中間試案のたたき台(共有制度の見直し(1))の検討
2.中間試案のたたき台(相隣関係規定等の見直し)の検討

第10回会議(令和元年11月19日開催)では、

1.中間試案のたたき台(不動産登記制度の見直し)の検討
2.中間試案のたたき台(土地所有権の放棄)の検討
3.中間試案のたたき台(財産管理制度の見直し(1))の検討
4.中間試案のたたき台(財産管理制度の見直し(2))の検討

が行われました。

まもなく中間試案のとりまとめが公表され、パブコメ等を経て、令和2年には法案提出の予定です。

登記制度が大きく変わる予定ですので、継続して注視していきます。